言うことを聞かない
「子どもが言うことを聞かないので、なんとかしてほしい」と
思っている親も少なくありません。
発達障害に限らず、子どもを育てている上で、起こりうることだと思います。
ただ、通常の子育てのやり方でいいのか、どうなのか今ひとつわかりにくい。
こちらも、実際にその状況を見ていて、何が起きているのかわかれば、
対応も考えやすいですが、そういうわけにもいきません。
なので、親にくわしく聞くことになります。
中にはわかりやすく状況を説明してくれる方もいますが、
なかなか一度でこちらに状況がわかるように説明してくれる方は少なく、
聞き取りながら、こちらも状況を把握していくことになります。
結構、時間がかかります。
それでもわかりにくい場合は、それも、こちらで推測して話すしかありません。
そうなると、当たるような当たらないような・・。
最初から、「言うことを聞かないのは、聞いていないからだ」と決めつけている方もおられます。
聞いていないのなら、聞いてもらうように働きかければ、うまくいくはずです。
たとえば、こどもの目の前にいって、呼びかける等。
それでうまくいけば、聞いていなかったということになるかもしれません。
でも、それでもうまくいかないときはどうでしょう?
はっきりといえるのは、
「親が何か指示を出して、子どもがそれをしなかった」ということ。
子どもにしてもらうためには、どうしたらこどもがそれをできるのかを考えていきます。
子どもをしっかりと見るということはとても大切です。
そこにヒントがあると思うからです。
何か相談がある方は、ぜひ、「ひつじのへや」へどうぞ。
一緒に考えていきます。
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